広島県には牡蠣、レモンや八朔といった柑橘類、瀬戸内海で育った新鮮なお魚などなど、
美味しいものがたくさんあります♪
そんな数ある名物のなかでも、広島で愛される「お肉」があることはご存じでしょうか？それが「コウネ」です。
この柔らかくジューシーな肉は、焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きなど、広島で広く愛されています。
今回は、そんなコウネの魅力と美味しい食べ方についてご紹介します。
広島の「コウネ」とは？
広島県で知られる「コウネ」とは、品種のことではなく部位のことです。
場所は前足の脇辺りの部分。他の県では「肩バラ肉」や｢ブリスケ｣や｢前バラ｣、｢肩バラ｣とも呼ばれています。広島県民にとっては馴染み深い食材であり、焼肉店はもちろん、居酒屋などでも楽しめます。
しかし、広島県以外ではあまり知られておらず、希少部位であることもあって、
知る人ぞ知る隠れたグルメとして人気を集めています。
コウネはどんな味？
コウネは「牛肉の美味しさ」を存分に味わえます。赤身と脂身のバランスは最高で、牛肉好きの方にもおすすめです。
ダイエットや健康を意識して脂身を避けている方もいるかもしれませんが、
コウネの脂身は想像よりあっさりとしてるため重さを感じません。
さらに、コラーゲンとゼラチンが豊富で、美容にも効果的なため、女性にも特におすすめです。
なぜコウネは広島だけで食べられているのか？
コウネは別名「肩バラ肉」。肩バラ肉と聞くと、一般的な部位のように思えますが、
なぜ広島県でしか食べられていないのはなぜでしょうか？
そこには広島県民の「飽くなき食への探求心」が隠されていました。
他県では「コウネ」だけを切り分けるのが手間なため、他の部位と一緒になっています。
なので、知らずに食べていた、という方も多くいると思います。
しかし広島県では、「手間をかけてでも、コウネを美味しく食べたい！」という想いで、丁寧に切り分け食しています。
この広島県民の食へのこだわりがコウネの美味しさを実現しています！
コウネの美味しい食べ方とは？
コウネは、スライスして焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きなどにして食べるのが一般的です。また、どの食べ方でも火を入れすぎないことが美味しく食べるポイント。赤身の美味しさはもちろん、脂の旨味も十分に感じられるます。
食通だけが知っているこの美味しさをぜひ味わってみてください。
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